【プロが解説】防犯カメラの選び方6つの”重要”ポイントと注意点
設立18期目・対応実績5000件以上。
東京都の建設業許可を取得し、有資格者(防犯設備士・電気工事士)による防犯カメラの設置・施工を数多く手がける【フリーウェイズネットワーク株式会社】が、
カメラの種類や性能の選び方、設置にかかる費用、録画データの保存方法など、防犯カメラ選びに必要なポイントを徹底解説します。
また、設置時の注意点や適切な設置場所についても触れています。ぜひ最後までお読みください。
【許認可・保有資格(東京都)】 建設業許可:東京都知事 許可(般-6)第159254号[電気工事業]/ 防犯設備士:第17-26862号・第20-30464号/ 第1種・第2種電気工事士 在籍/ 石綿作業主任者 在籍/ 保護具着用管理責任者 在籍
- 防犯カメラの種類とそれぞれの特徴
- 防犯カメラの費用と予算
- 防犯カメラ購入前に知っておきたい注意点
- 用途別におすすめの防犯カメラの選び方
- 防犯カメラの選び方で重視すべき機能
- 防犯カメラの選び方で失敗しないコツ …など
本題に入る前に|防犯カメラと監視カメラの違い
「防犯カメラ」と「監視カメラ」という言葉はしばしば混同されますが、目的や役割には違いがあります。
この違いを理解しておくことで、以降に紹介する解像度・設置環境・保存方法などの選び方をより的確に判断できるようになります。
防犯カメラは犯罪の抑止や証拠映像の確保を主な目的とし、玄関・駐車場・共用部など、侵入やトラブルの起きやすい場所に設置されます。視認性を高めることで心理的な抑止効果も期待できます。
一方で監視カメラは状況把握や業務管理に重点を置きます。例えばオフィスや工場の安全確認、店舗の混雑状況把握、河川やダムの水位監視などが典型です。解析や認識機能といった高度なシステムと組み合わせることも多いです。
このように、防犯カメラは「事件を防ぎ記録する」ため、監視カメラは「状況を観察し管理する」ために使われると考えると分かりやすいでしょう。
以降の章では、防犯目的に沿ったカメラの種類や性能、費用の選び方を詳しく解説していきます。
防犯カメラの選び方で押さえておきたい6つのポイント

早速、防犯カメラの選び方を6つのポイントから確認していきましょう。
防犯カメラを導入する際には、種類や設置台数、性能のほかにも多くの確認ポイントがあるため、この機会に理解を深めましょう。
防犯カメラの種類
防犯カメラにはさまざまな種類があり、設置する場所や目的に応じて適切なタイプを選ぶ必要があります。
主な種類としてボックス型、ドーム型、バレット型、PTZ(旋回型)、ダミーカメラなどが挙げられます。
| 種類 | 概要 |
|---|---|
| ボックス型 | 存在感が強く犯罪抑止力が高い。金融機関や駐車場に多い。 |
| ドーム型 | 目立ちにくく室内向き。飲食店や小売店で使われる。 |
| バレット型 | 屋外設置に適し、防塵・防水性能が高い。 |
| PTZ(旋回型) | 遠隔操作でズーム・首振りが可能。広範囲の監視に強い。 |
| ダミーカメラ | 記録はできないが安価で威嚇効果がある。本物との併用や配置の工夫が前提。 |
●ボックス型カメラ

ボックス型は四角い筐体で存在感が強く、目に見える抑止力を発揮します。金融機関やショッピングモール、駐車場など、証拠性や鮮明さが求められる現場での採用が多いタイプです。高解像度モデルが豊富で、細部の識別や長距離監視にも向きます。
一方で本体サイズが大きいため景観とのバランスには配慮が必要です。広域を一台でまかなうのは難しく、死角対策として複数台の適切配置や設置高さの調整が効果的です。
●ドーム型カメラ

ドーム型はレンズが覆われ視線が読まれにくいデザインで、威圧感が少なく室内に馴染みます。飲食店や小売店舗、オフィスの共用部など、雰囲気を損ねたくない空間で使いやすく、広角で死角を抑えられるのも利点です。
高精細化は進んでいますが、同価格帯ではボックス型より鮮明さで劣る場合があります。固定焦点のモデルも多いため、見たいエリアに合わせたレンズ選定と設置位置の最適化がポイントです。
●バレット型カメラ

バレット型は筒状で視認性が高く、「カメラがある」ことを明確に示せます。多くの製品が防塵・防水に対応し、屋外出入口や駐車場、共用通路などで抑止力と耐候性を両立できます。
一方で撮影方向は基本固定のため、広範囲を一方向でカバーするには限界があります。広角レンズの採用や複数台のゾーニング配置、死角を意識した高さ・角度のチューニングが有効です。
●PTZ(旋回型)カメラ

PTZは遠隔でパン(左右)・チルト(上下)・ズーム操作が可能。少ない台数で広域を見渡せ、必要時にズームで詳細確認できるため、工場・校舎・大型敷地などで運用効果が高いタイプです。
運用には操作の習熟やプリセット設定が鍵となり、固定カメラとの併用で「常時記録」と「追尾観察」を両立すると実効性が上がります。価格や保守も含めて全体最適で検討しましょう。
●ダミーカメラ

ダミーカメラは本物に似せた外観で威嚇・抑止を狙うアイテムです。低コストで導入しやすい一方、録画ができないため証拠性は確保できません。単独運用より、本物のカメラと組み合わせる配置設計が現実的です。
不自然な配置は逆効果になり得るため、導線や視線の流れを踏まえ、サインや照明、防犯ミラーなど他の防犯要素と合わせて違和感のない見せ方にすると効果が高まります。
防犯カメラの性能
防犯カメラを選ぶ際には、性能面の違いを理解しておくことが重要です。以下の表に各性能の要点と注意点をまとめました。
| 性能項目 | 説明 |
|---|---|
| 画素数 | カメラの映像の鮮明さを示す指標で「解像度」とも呼ばれる。 画素数が高いほど人物の顔や車のナンバーも確認しやすい。 公共仕様でも200万画素(1920×1080)以上が採用例として示されている。 POINT: 高画素は鮮明に映せる一方で、データ容量が増えるため保存期間とのバランスが大切。
|
| F値 | 「F」は focal ratio(焦点比)の略で、レンズの明るさを示す数値。 値が小さいほど光を多く取り込み、暗い場所でも映像が明るくなる。 低F値(例:F1.4〜F1.8)は夜間や照明が少ない場所に有効。 POINT: 昼間の逆光や明暗差が大きい場所ではWDR機能(映像の白とびや黒つぶれを抑える補正機能)を備えたカメラが安心。
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| 防塵・防水機能 |
カメラの耐候性は「IPコード(IEC 60529 / JIS C 0920)」で等級が定められている。 屋外設置では、メーカーや業界解説でIP66を「雨やほこりに強い」目安として紹介している。 POINT: 沿岸部・高湿度・粉じん環境などでは、防錆や耐衝撃性の確認も必要。
|
| PTZ | Pan(パン=左右)・Tilt(チルト=上下)・Zoom(ズーム)を遠隔操作できる機能。 少ない台数で広い範囲を見渡せ、必要な時には拡大して確認できる。 実機例では光学40倍PTZなどがある。 POINT: 効果的に使うには操作の仕組みを決めておき、固定カメラと併用すると安心。
|
| 画角 | カメラが一度に映せる範囲。 例えば2.8mmレンズ:約100° / 4mm:約85° / 6mm:約50°といった目安がある。 広角レンズほど広い範囲を映せるが、細かい部分は見えにくくなる。 POINT: 「広い範囲を見たい」か「細部をはっきり見たい」かで選ぶレンズは変わる。
|
| PoE | PoE(Power over Ethernet)の略で、LANケーブル1本で映像の伝送と電力供給を行う規格。 IEEE 802.3af(48V/15.4W)として国際的に定義されている。 コンセントを新設せずに設置できるため、配線がシンプルになりやすい。 POINT: カメラの消費電力に合わせて、通常のPoE、PoE+、PoE++など対応機器を選ぶ必要がある。
|
| 最大倍率 | ズームでどこまで拡大できるかを示す。 光学ズームは画質を落とさず拡大でき、一般的なPTZカメラでは21倍〜40倍程度が多い。 POINT: 「駐車場の車のナンバーを確認したい」など、目的に応じて必要な倍率を選ぶ。
|
防犯カメラの設置台数目安

設置する防犯カメラの台数は、監視したいエリアの広さやレイアウト、死角の有無、監視目的によって異なります。
以下は一般的な目安の一例です。
| 設置場所の例 | 必要なカメラ台数の目安 |
|---|---|
| 戸建住宅(玄関・駐車スペース) | 2~3台(玄関・駐車場・庭や裏口) |
| 小規模オフィス・クリニック | 3~5台(出入口・受付・廊下・バックヤード) |
| マンション共用部(エントランス・駐車場) | 5~10台(エントランス・エレベーターホール・駐車場・自転車置き場など) |
| 中規模店舗・倉庫 | 10台前後(出入口・レジ・通路・倉庫内・搬入口など) |
| 大型施設(学校・工場など) | 20台以上(校門・各出入口・廊下・敷地内全体) |
上記はあくまで目安です。実際の必要台数は、建物の構造や死角の有無、録画したい精度(顔やナンバーの識別など)によって変動します。
そのため、事前の現地調査で死角を把握し、最適な台数を計画することが重要です。
フリーウェイズネットワークでは、1都3県を中心に無料の現地調査(見積り)を行い、用途・死角・配線経路・電源位置を確認したうえで、最小限の台数で効率的なシステム構築をご提案しております。
防犯カメラの費用と予算(本体価格の目安)

本体価格は性能や耐候性、AI/解析機能の有無で幅があります。
一般的な購入価格の目安は約2万~5万円で、より高性能な機種では10万円を超えることもあります。
ただし多くの用途では5万円以内のモデルで十分対応できるため、設置環境や必要スペックに合わせて過不足のないグレードを選ぶことが大切です。
費用はカメラ本体の価格に加えて、設置工事費や録画機(NVR)、配線工事などを含めて検討する必要があります。既設の同軸ケーブルを活かせるAHD方式や、LAN一本で済むPoE配線を選ぶことで、工事費を抑えることも可能です。
詳しくはこちらの記事 や、料金プランページ をご参照ください。
防犯カメラの接続方法
防犯カメラの設置を検討する際、接続方法も把握しておくことが重要です。
主な接続方法には、「有線接続」と「無線接続」の2種類があります。
それぞれの特徴、メリット、デメリットを以下の表にまとめています。
有線接続
- 特徴
- LANケーブルや同軸ケーブルを使用してカメラと録画装置を直接接続する方式。
- メリット
- ・安定した映像伝送が可能。
・外部からの電波干渉を受けにくい。
・高画質な映像を確実に記録できる。 - デメリット
- ・配線工事が必要で、初期費用が高くなる可能性。
・配線の取り回しが難しい場所では設置が困難。
無線接続
- 特徴
- Wi-Fiなどの無線通信を利用してカメラと録画装置を接続する方式。
- メリット
- ・配線工事が不要で設置が比較的簡単。
・設置場所の自由度が高い。
・初期費用を抑えられる。 - デメリット
- ・電波干渉や通信環境により映像が不安定になる可能性。
・距離や障害物によって接続が制限される場合がある。
有線接続は、安定した映像伝送が求められる場合や、高画質な映像を確実に記録したい場合に適しています。
また、古いマンションやオフィスで既設の配線をそのまま活かせるAHD方式は、更新や入れ替え工事の際にコストを抑えられる選択肢となります。
一方、無線接続は、配線工事が難しい場所や、設置場所の自由度を重視する場合に適しています。
設置環境や目的に応じて、適切な接続方法で防犯カメラを設置することが重要です。
当社では、既存の同軸ケーブルを再利用できる場合にはAHD方式カメラをご提案いたします。
現場の状況によって1ケーブル方式と2ケーブル方式が異なりますが、配線の新設を最小限に抑えることで、工期や工賃を削減できるケースがあります。
また、既存システムへのカメラ増設やレイアウト変更が多いオフィスでは、LANケーブル1本で電源供給も可能なPoE対応機器を採用し、機器の集約と保守の簡素化を図るなど、現場に応じた最適な方法をご提案しております。
録画データの保存方法
録画データの保存方法には、主にHDD・SSD・クラウドの3つがあります。
それぞれの特徴とメリット、デメリットを以下の表にまとめていますので確認してください。
HDD
- 特徴
- レコーダーに内蔵されたHDDに保存。長時間録画に強く、常時録画向けの標準的な方式。
- メリット
- ・大容量で長期間の録画がしやすい。
・同価格帯で最もコスパが良い。
・複数ベイならミラーリング(二重化)で故障時も復旧しやすい。 - デメリット
- ・衝撃や振動、熱に弱い。
・経年で消耗(定期交換が前提)。
・動作音や消費電力はSSDより大きい。 - 向いているケース
- ・24時間録画で保存日数を確保したい。
・初期費用を抑えつつ長時間運用したい。
・現地にレコーダーを設置できる。
SSD
- 特徴
- レコーダーに内蔵されたSSDに保存。フラッシュメモリで静音・低発熱・高速。
- メリット
- ・衝撃に強く、故障リスクが低い。
・静かで省電力、発熱が少ない。
・起動や映像再生のレスポンスが安定しやすい。 - デメリット
- ・同容量でHDDより高価。
・大容量モデルの選択肢が少なめ。
・書き換え寿命があり、長期の常時録画は容量と寿命設計が必要。 - 向いているケース
- ・揺れや振動がある場所、静音が必要な受付・店頭。
・電力や発熱を抑えたい。
・保存日数はそこまで長くなく、安定性・静音性を優先。
クラウド保存
- 特徴
- インターネット経由でクラウドに保存。遠隔から閲覧・共有がしやすく、災害時もデータが残りやすい。
- メリット
- ・機器の故障や盗難でも映像が残る。
・離れた場所からすぐに確認・共有できる。
・現地の記録機の保守負担が少ない。 - デメリット
- ・月額費用が発生。
・アップロード回線の速度・安定性に依存。
・通信断時は一時的にアップロードできない(機種によっては端末側に一時保存)。 - 向いているケース
- ・多拠点を一元管理したい。
・オフィスに記録機を置きたくない/置けない。
・災害・盗難リスクを分散したい。
クラウド保存の応用: 複数拠点を管理する場合には、クラウドとローカル(施設内)NVRを併用する「ハイブリッド構成」が有効です。
クラウド単体では通信量やコストが課題となりますが、NVR(ネットワークレコーダー=録画機)と併用することで、効率性と復旧性を両立しつつ、障害時にも映像を確実に残せる体制を構築できます。
- 各拠点:NVRに高画質で常時保存し、証拠性を確保。HDD容量に応じて長期保存も可能。
- クラウド:イベント検知時のみアップロード、または低解像度で常時保存することで通信量を削減。
- 障害時:通信断でも現地NVRで録画が継続され、復旧後に差分をクラウドへ同期可能。
- 閲覧:本部ではクラウドで横断検索・即時確認、現地ではNVRで高画質映像を確認可能。
このように各保存方法にメリットとデメリットがあるため、設置環境や目的に応じて選択することが重要です。
製品によって対応している保存方法が異なるため、購入時に必ず確認してください。
防犯カメラ購入前に知っておきたい注意点

防犯カメラを効果的に活用するには、設置前から注意点を押さえておくことが重要です。
ここでは、設置場所の選定、メンテナンスの重要性、そして関連ガイドラインの遵守について解説します。
設置場所を誤ると効果が半減する
防犯カメラの効果は「どこに設置するか」で大きく変わります。
玄関や窓、駐車場など侵入者がアクセスしやすい箇所を優先し、死角をカバーできる配置を検討しましょう。
設置位置が低すぎると破壊や妨害のリスクが高まるため、手の届きにくい高さ(3m前後を推奨)に設置することが望ましいです。
また、隣接する建物や道路を無断で撮影しないよう、プライバシーへの配慮も欠かせません。
さらに自治体によっては防犯カメラの設置・運用に関するガイドラインを定めている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
詳しい内容はこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
定期的なメンテナンスが長期運用のカギ
防犯カメラは設置して終わりではなく、定期的な点検が必須です。
レンズの汚れ、角度のズレ、配線の劣化、録画装置の容量不足など、時間の経過とともに不具合が生じる可能性があります。
特に屋外設置の場合は風雨やほこりの影響を受けやすいため、定期清掃と点検を行うことで長期的な防犯効果を確保できます。
ほこり・水滴・クモの巣をやわらかい布で除去。汚れは画質低下の原因に。
目標エリア(出入口・車両など)が確実に映っているか、昼/夜でチェック。
ケーブル被覆のひび割れ・断線・サビ、屋外の防水処理(テープ/ボックス)の緩みを確認。
録画が継続しているか、保存日数と空き容量、エラー表示の有無を確認。
目安:屋外は月1回、屋内は2〜3ヶ月に1回。荒天後は臨時点検で角度ズレや浸水跡を確認。
レコーダーやクラウドのエラー通知を有効化し、録画停止・容量不足・カメラ断のアラートをメールで受け取れるようにしておく。
フリーウェイズネットワークでは、防犯カメラ導入後も安心してご利用いただけるよう、システム構成に応じた定期メンテナンスプランをご用意しています。
プランにより異なりますが、年1回の定期点検ではレンズ清掃・画角調整・録画確認・ファームウェア更新・システムログからのエラーチェックなどを実施します。
また、突発的な故障にもスポット対応が可能で、設置環境やご予算に合わせた最適なサポートをご提供します。
どうぞお気軽にご相談ください。
ガイドラインや法律を守らないとトラブルに
防犯カメラの設置にあたっては、法令やガイドラインの遵守が不可欠です。
無許可の設置やプライバシー侵害にあたる撮影は、法的トラブルを招く恐れがあります。
たとえば大阪市では「防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン」を制定しており、設置目的の明確化、撮影範囲の限定、録画データの管理などを求めています。
購入・設置前に、各自治体や関係機関が公開している指針を必ず確認しましょう。
その他のよくある失敗と回避策
設置計画時によく見落とされるポイントと、その回避策をまとめました。
| 夜間の想定不足 昼だけで画角決定 → 夜間に白飛び/暗部潰れ |
回避策:昼夜でテスト撮影を行い、逆光や暗視性能を必ず確認 |
| 電源口の未確認 延長コード仮設で引き回し施工になる |
回避策:設置前に電源の有無と新設可否を必ず調査 |
| ネットワーク帯域 クラウド録画で上りが枯渇し映像が途切れる |
回避策:解像度・FPSを設計段階で調整し、必要に応じて回線増強 |
用途別におすすめの防犯カメラの選び方

防犯カメラは「どこに設置するか」だけでなく、「用途に応じてどんなカメラを選ぶか」が重要です。ここでは、代表的な5つの用途ごとにおすすめのカメラの特徴を解説します。
マンション向け

マンションでは共用部分の安全確保が第一です。エントランスやエレベーター内には、来訪者を鮮明に映せる高画質のドーム型カメラがおすすめです。ドーム型は「どこを撮っているのかわかりにくい」ため、威圧感を与えず広範囲をカバーできます。
駐車場や駐輪場には赤外線暗視機能付きのバレット型カメラを設置すれば、夜間も鮮明に監視可能です。ゴミ置き場の不法投棄対策には、録画保存期間が長めに設定できるタイプを選ぶと安心です。
マンションにおすすめな防犯カメラ
- エントランス・エレベーター内:高画質ドーム型
- 駐車場・駐輪場:赤外線暗視付きバレット型
- ゴミ置き場の不法投棄対策:録画保存期間を長めに設定できるタイプ
一般家庭向け

一般家庭では、侵入抑止と見守りが目的になります。
玄関先には訪問者を確認できる広角レンズ付きカメラが便利です。庭や裏口など死角には、屋外対応の小型バレット型カメラが有効です。
駐車スペースの車両保護には赤外線暗視や人感センサー付きタイプを選ぶと夜間も安心です。室内にはネットワーク型カメラを設置すれば、スマホから子どもや高齢者の見守りも可能です。
一般家庭におすすめな防犯カメラ
- 玄関先:訪問者確認用の広角レンズ付きカメラ
- 庭や裏口:屋外対応の小型バレット型カメラ
- 駐車スペース:赤外線暗視・人感センサー付きタイプ
- 室内:ネットワーク型カメラでスマホ見守り
コンビニ向け

コンビニでは、万引き・強盗など犯罪防止が目的です。
レジ周辺には人物の顔を鮮明に映せる高解像度カメラを設置し、商品棚や通路には広角カメラを配置して死角をなくしましょう。
出入口には来店者を正面から捉えるバレット型が効果的です。倉庫やバックヤードには監視と在庫管理用の固定カメラを配置し、内部不正の防止にも役立てます。
コンビニにおすすめな防犯カメラ
- レジ周辺:顔を鮮明に映せる高解像度カメラ
- 商品棚・通路:広角カメラで死角をカバー
- 出入口:来店者を正面から捉えるバレット型
- 倉庫・バックヤード:固定カメラで監視・在庫管理
オフィス・事務所向け

オフィスでは、情報漏洩や内部不正の防止が目的です。
エントランス・受付には顔認証や入退室管理と連携できるネットワークカメラが有効です。
重要書類を扱う部屋の入口には出入りを記録できる固定型カメラを設置し、共用スペースや廊下には広角レンズのドーム型を導入すると従業員トラブルの抑止になります。
駐車場には暗視対応バレット型を設置して従業員車両の盗難防止を強化しましょう。
オフィス・事務所におすすめな防犯カメラ
- エントランス・受付:入退室管理と連携できるネットワークカメラ
- 重要書類室の入口:出入りを記録する固定型カメラ
- 共用スペース・廊下:広角レンズのドーム型カメラ
- 駐車場:暗視対応のバレット型カメラ
駐車場向け

駐車場は車両犯罪が発生しやすいため、出入口にナンバープレートを読み取れる高解像度カメラを配置すると効果的です。
駐車スペース全体には赤外線暗視付きバレット型を複数設置し、夜間も広範囲をカバーできます。料金精算機や自販機周辺には小型ドーム型を取り付けることで、不正利用や破損防止に役立ちます。
駐車場におすすめな防犯カメラ
- 出入口:ナンバープレート読取対応の高解像度カメラ
- 駐車スペース全体:赤外線暗視付きバレット型を複数設置
- 料金精算機・自販機周辺:小型ドーム型カメラ
工場向け

工場では、製品や資材の盗難防止に加え、従業員の安全管理や作業環境の監視も目的となります。
広い敷地をカバーするため、PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラが効果的です。遠隔操作で視点を動かせるため、1台で広範囲を確認できます。
出入口や搬入口にはナンバープレートを読み取れる高解像度カメラを配置し、トラックの出入りや搬出入を記録しておくと安心です。
屋内の作業エリアでは、暗所対応のドーム型カメラを設置することで、24時間体制で監視が可能です。加えて、録画データを長期間保存できるレコーダーを組み合わせることで、トラブル発生時の原因追跡にも役立ちます。
工場におすすめな防犯カメラ
- 広い敷地:PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラ
- 出入口・搬入口:ナンバープレート読取対応の高解像度カメラ
- 屋内作業エリア:暗所対応のドーム型カメラ
- 録画保存:長期保存対応のレコーダー
防犯カメラの選び方に関するよくある質問

防犯カメラの選び方に関するよくある質問を集めました。ぜひご参考ください。
防犯カメラを選ぶ際のポイントは何ですか?
防犯カメラを選ぶ際のポイントは防犯カメラがプライバシー侵害とならないため、目的(防犯・業務監視)を定め、画質・暗所性能・録画方式・拡張性・保守体制を比較。TCOで5年間コストを試算します。
防犯カメラの選び方で重視すべき機能は?
防犯カメラの選び方で重視すべき機能はナンバー読取なら2MP以上の高精細、夜間重視なら赤外線LEDと低照度センサー、遠隔監視ならクラウド接続とアプリ通知が重要です。
防犯カメラ購入前に参考になるサイトや資料は?
防犯カメラを選ぶ際に役立つ参考情報としては、まずは公的機関が出している資料です。
たとえば、警察庁の「防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン」では、プライバシー保護や設置目的の明確化、録画データ管理の方法など、設置時に遵守すべき基本ルールを確認できます。
また、総務省の「サイバーセキュリティ白書」では、最新のサイバーリスクやセキュリティ対策の動向を把握でき、ネットワーク型カメラを導入する際のリスク理解に役立ちます。
さらに、Panasonicなどのメーカー公式の技術資料では、各機種のスペックや暗視性能、耐候性、AI機能などを比較でき、実際の製品選びに直結する情報が得られます。
購入前にこうした資料を確認しておくことで、設置後に「思った効果が出なかった」といった失敗を防ぐことができます。
防犯カメラの選び方による効果の違いはありますか?
防犯カメラの選び方による効果の違いはAI解析型は侵入検知や人流分析に効果。PTZ機は追尾性能で少台数運用可。固定広角はコスト低だが識別精度は限定的です。
防犯カメラの選び方に関する法律や規制はありますか?
防犯カメラに以下のような高機能を備える場合は、機能自体が違法というわけではありませんが、運用方法によっては法律や条例に抵触するリスクがあるため注意が必要です。
- 赤外線暗視機能:夜間でも鮮明に映像を記録できるため、住宅の敷地内や隣家の窓など本来不要な範囲まで撮影してしまうと、プライバシー侵害につながる可能性があります。
- 集音マイク・音声録音機能:会話内容や音声を高精度で録音する場合、盗聴器規制法や個人情報保護法の対象となる可能性があります。
いずれの場合も、設置目的の明確化・撮影範囲の適正化・録音や録画中であることの明示を行い、各自治体のガイドラインや法令を確認して運用することが大切です。
また、会話の録音を行う場合は、録音の事実を掲示し、社内規程(保存期間・閲覧権限・目的外利用の禁止)を整備してから運用するのが安全です。
防犯カメラの選び方で失敗しないコツは?
防犯カメラの選び方で失敗しないためには、購入前に「目的」「設置環境」「必要機能」を明確にしておくことが大切です。
たとえば「不審者の侵入を抑止したい」のか「社内トラブルを記録したい」のかで、必要な画質やカメラの形状は大きく変わります。
また、屋外では防水・防塵性能、夜間監視では赤外線暗視やセンサー機能など、環境に合った性能を選ばなければ十分な効果は得られません。
さらに、録画機の容量やデータ保存期間も購入前に確認しておくことで、「いざという時に記録が残っていなかった」という失敗を防ぐことができます。
防犯カメラの選び方で業者に相談すべきケースは?
防犯カメラの選定や設置は自分でできる部分もありますが、次のようなケースでは専門業者に相談するのがおすすめです。
- 配線工事や高所作業が必要で安全面に不安がある場合
- マンションやオフィスなど複数台のカメラを効率的に配置したい場合
- 録画機・ネットワーク機器との接続方法が複雑な場合
- プライバシー保護や法令遵守について判断が難しい場合
専門業者に相談すれば、現地調査による最適な設置プランの提案や、アフターメンテナンスも含めたトータルサポートが受けられます。
購入前に一度相談しておくことで、無駄なコストや設置トラブルを回避でき、安心して導入できます。
フリーウェイズネットワークでは、防犯カメラの目的に応じた最適な設置場所の提案はもちろん、電気工事まで含めた一括対応が可能です。
現場の状況や死角を丁寧に確認しながら、プロの視点でベストな配置をご提案。さらに自社スタッフによる施工でスピーディかつ柔軟に対応できるため、急な設置希望にも一晩で対応できるケースがあります。どうぞお気軽にお問い合わせください。
防犯カメラの施工事例
フリーウェイズネットワークでは、コンビニ、工場、学校、保育園、マンション、病院など、あらゆる施設に防犯カメラを設置しており、多くのお客様からご満足の声をいただいております。
ここでは、防犯カメラ設置工事の一部事例をご紹介いたします。
神奈川県横浜市にあるマンションに防犯カメラを設置工事
神奈川県横浜市にあるマンションにAHDカメラを設置させて頂きました。 マンションには既存の防犯カメラがあり、入れ替え工事と新規設置を行いました。
出入り口にはセンサーライトを設置し、視認性を高めるだけではなく、住民の皆様に安心感を与えるようにいたしました。
【費用目安:286,000円(5台設置)】
東京都新宿区にある飲食店に防犯カメラを設置工事
東京都新宿区にある飲食店に防犯カメラを設置させて頂きました。金銭をやり取りする場所には、防犯カメラを設置することは必須と言えます。
また万が一、強盗があった場合にも警察の手がかりになる可能性があるので、レジや金銭が置いてある場所には、防犯カメラの設置を推奨します。
【費用目安:242,000円(4台設置)】
東京都調布市にある駐車場に防犯カメラを設置工事
東京都調布市の駐車場にAHDカメラを設置させて頂きました。
死角が多く人の目が届きにくいので、車上荒らしやいたずらが起こっても解決することができない場合があります。
防犯カメラを設置すると、抑止効果にも期待できますし犯人逮捕への手がかりになるでしょう。
【費用目安:154,000円(2台設置)】
東京都渋谷区にある保育園に防犯カメラを設置工事
東京都渋谷区にある保育園に防犯カメラを設置させて頂きました。
近年、保育園は積極的に防犯カメラを設置するケースが増えています。
出入り口付近には防犯カメラを設置し、保護者になりすましての誘拐などのリスクを軽減しております。
【費用目安:110,000円(1台設置)】
まとめ|防犯カメラ導入の際は選定ポイントを押さえよう

いかがでしたでしょうか?防犯カメラの選び方や設置時の注意点について理解いただけたかと思います。
マンション管理者やコンビニ経営者、オフィス・倉庫の管理者の皆様にとって、カメラの種類や性能、設置場所は、施設や業務の安全管理を強化するために欠かせない要素です。
そのほかにも防犯カメラを設置する際のポイントや注意点を以下の記事でまとめて紹介しています。
気になる方はぜひご覧ください。
防犯カメラ設置のフリーウェイズネットワークでは、各施設のニーズに応じたカメラの選定や設置サポートを提供し、専門的なアドバイスと最適なソリューションで皆様の安全対策を支援しています。
ぜひこの機会にご利用をご検討ください。
執筆者
代表取締役社長 川口
<資格>
第2種電気工事士
<略歴>
2006年 Scotch College Adeladeを卒業後に帰国し、東証一部上場企業の営業代行会社を立ち上げる。
2010年にフリーウェイズネットワーク株式会社へ中途入社し現在に至る。
<代表メッセージ>
弊社は2009年の創業以来、セキュリティを通じてお客様に安心安全を提供することを使命として歩んでまいりました。