レジに防犯カメラを設置して不正対策!導入メリットをわかりやすく解説
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東京都の建設業許可を取得し、有資格者(防犯設備士・電気工事士)による防犯カメラの設置・施工を数多く手がける【フリーウェイズネットワーク株式会社】が、
レジへの防犯カメラ設置について解説します。
店舗のレジ周辺では、釣り銭の受け渡しに関するトラブルや従業員による内部不正、顧客からのクレームなど、さまざまな問題が発生する可能性があります。こうしたトラブルへの対策として、防犯カメラの設置が役立ちます。
この記事では、レジに防犯カメラを設置する効果やメリットをはじめ、効果的な設置位置、セルフレジの不正対策、カメラの選び方などを解説します。レジ周辺の防犯対策を検討している店舗経営者や管理者の方は、ぜひ参考にしてください。
【許認可・保有資格(東京都)】 建設業許可:東京都知事 許可(般-6)第159254号[電気工事業]/ 防犯設備士:第17-26862号・第20-30464号/ 第1種・第2種電気工事士 在籍/ 石綿作業主任者 在籍/ 保護具着用管理責任者 在籍
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- レジに防犯カメラを設置する効果とメリット
- レジ周辺で起こりやすいトラブルと不正対策
- レジへの防犯カメラの効果的な設置位置
- セルフレジの不正対策とカメラの活用方法
- レジに適した防犯カメラの種類と選び方 …など
レジに防犯カメラを設置する効果とは

レジ周辺に防犯カメラを設置することで、金銭の受け渡しや接客時の様子を記録でき、トラブルが発生した際の状況確認に役立ちます。また、撮影されていることを意識させることで、盗難や不正行為の抑止効果も期待できます。
加えて、防犯カメラは『どこに設置するか』だけでなく、『どのように見せるか』も大切です。
福岡大学の柴田久教授によるコンビニ強盗に関する調査では、被疑者が犯行前に店舗内の人の有無を重視する一方、防犯カメラを確認していなかったことが報告されています。この研究では、防犯カメラの視認性を高めることに加え、店舗周辺の照明環境や見通しを改善することの重要性も指摘されています。
このように、防犯カメラの効果を高めるためには、撮影目的に応じた設置位置や周辺環境への配慮が欠かせません。レジ周辺では、金銭授受やレジ操作、顧客とのやり取りなど、確認したい内容に合わせてカメラを配置することが大切です。
レジで発生するトラブル

店舗のレジでは、顧客からのクレームや金銭の受け渡しに関するトラブル、従業員による内部不正など、さまざまな問題が発生する可能性があります。近年は、従業員を守るためのカスタマーハラスメント対策も重要になっています。
顧客からのクレーム
店舗を利用する顧客からクレームがきたとき「言った」「言わない」でトラブルが起こることがあります。
従業員が確実に伝えた内容を「聞いていない」と言われた場合、証拠がなければ反論が難しくなります。他にも顧客または従業員の勘違いから起こってしまうクレームも少なくありません。
このようなトラブルが起こってしまった場合でも、防犯カメラで現場を撮影しておけば、その映像をもとに状況を確認できます。音声録音にも対応している場合は、実際のやり取りを確認する手がかりにもなります。
また、一度発生したクレームは再度発生する可能性があります。防犯カメラの映像やクレームの内容について従業員と共有しておけば、次回同じようなクレームが発生するのを防ぐ効果が期待できるでしょう。
同様のクレームが発生してしまった場合にどのように対応すればいいかも共有しやすくなります。
金銭トラブル
レジで発生することのあるトラブルとして特に注意しなければならないのが、金銭に関するトラブルです。
金銭トラブル対策としても防犯カメラが役立ちます。会計を済ませた顧客に、あとから「釣り銭が足りなかった」と言われた場合、防犯カメラの映像がなければそれが本当か確認できません。
また、特に忙しい時間帯は従業員がミスをしてしまうこともあり、レジの金額が合わなくなることも考えられるでしょう。
このような場合、レジ上に防犯カメラを設置しておくと、金銭の受け渡しやレジ操作の様子を振り返り、原因を確認する手がかりになります。
金銭トラブル対策として導入する場合は、細かいお金やレジ操作までしっかり映るような高解像度の防犯カメラを選ぶことが重要です。
内部不正
レジの金額が合わない原因として、従業員による内部不正が疑われるケースもあります。例えば、商品の売上を正しく登録しない空打ち、レジ内の現金の抜き取り、返品や値引き処理を悪用した不正などが挙げられます。
こうした不正行為は、ほかの従業員や管理者の目が届かない状況で行われることもあり、発覚が遅れると被害が拡大するおそれがあります。
レジ周辺に防犯カメラを設置しておけば、従業員の操作や現金の取り扱いを記録でき、不正行為の抑止や問題発生時の状況確認に役立ちます。
また、POSレジ(商品の販売情報や売上データを記録・管理できるレジ)を導入している店舗では、取引履歴と録画映像を日時などから照らし合わせることで、不審な返品処理や値引き操作が行われた際の状況を確認する方法もあります。ただし、取引データと映像の自動連携には、対応する専用システムが必要です。
防犯カメラによる記録は、不正行為の調査に役立つだけでなく、従業員の操作ミスと意図的な不正を区別するための判断材料にもなります。
カスタマーハラスメント
レジ周辺では、顧客による暴言や威圧的な言動、過度な要求など、従業員の就業環境を害するカスタマーハラスメント(カスハラ)が発生することもあります。一般的なクレームとは異なり、要求の内容や伝え方が社会通念上許容される範囲を超えている場合には、店舗として適切に対応する必要があります。
近年はカスタマーハラスメントへの対策が強化されており、東京都では2025年4月にカスタマーハラスメント防止条例が施行されました。また、2026年10月1日からは、全国の事業主に対してカスタマーハラスメント防止措置を講じることが義務付けられています。
レジ周辺への防犯カメラ設置は、こうしたカスタマーハラスメントから従業員を守るための対策の一つとしても有効です。トラブルが発生した際に、顧客と従業員の行動やその場の状況を映像で確認でき、事実関係の把握やその後の対応に役立ちます。
なお、防犯カメラの設置自体が法律で義務付けられているわけではありません。また、音声を記録する場合は、録音機能に対応した機器の選定やプライバシーへの配慮も必要です。
レジに防犯カメラを設置するメリット

レジ周辺に防犯カメラを設置することには、トラブル発生時の状況確認だけでなく、顧客や従業員の安全確保、不正行為の抑止など、さまざまなメリットがあります。
ここでは、レジに防犯カメラを設置する主なメリットを4つ紹介します。
顧客と従業員の安全確保
防犯カメラの設置は、顧客と従業員の双方にとって、安全な店舗環境づくりにつながります。
防犯カメラが設置されていることで、店舗側が防犯対策に取り組んでいることを示せるため、顧客に安心感を与える効果が期待できます。
また、従業員にとっても、万が一トラブルが発生した際に映像で状況を確認できることは安心材料の一つです。特に、少人数で営業している店舗や、従業員が一人でレジ対応を行う時間帯などでは、防犯カメラによる記録が安全管理を補う役割を果たします。
トラブルの早期発見
防犯カメラの映像をリアルタイムで確認できる環境を整えておけば、レジ周辺で発生したトラブルの早期発見につなげることができます。
例えば、複数のレジを設置している店舗では、管理者がモニターを通じて各レジの状況を確認することで、異常や問題が発生した際に気づきやすくなります。
証拠映像の確保
防犯カメラで撮影した映像は、レジ周辺で問題が起こった際に、事実関係を確認するための客観的な記録として役立ちます。
前述のような金銭トラブルや顧客からのクレーム、内部不正などが発生した場合も、録画映像を確認することで、その場にいた人の行動や出来事の前後関係を把握しやすくなります。
また、事件や犯罪が発生した際には、録画映像が警察による捜査の参考資料となる場合もあります。
不正行為の抑止
防犯カメラには、盗難や内部不正などの行為を思いとどまらせる抑止効果も期待できます。
レジ周辺が撮影されていると認識することで、不正行為を考えている人が証拠を残すことを警戒し、行動を控える可能性があります。
特に、現金を扱うレジでは、従業員による不正な現金の抜き取りや、第三者による盗難などへの対策としても役立ちます。
レジの防犯カメラはどこに設置する?効果的な設置位置

レジ周辺に防犯カメラを設置する際は、何を撮影したいかによって適切な位置が異なります。ここでは、主な設置位置とそれぞれの特徴を紹介します。
レジ上部(手元の金銭授受とレジ操作)
レジの上部から撮影する方法は、金銭の受け渡しや従業員のレジ操作を記録したい場合に適しています。
レジカウンターや現金トレー、ドロア(現金を収納する引き出し)などが映るように設置することで、お釣りの受け渡しや現金の取り扱いを確認しやすくなります。レジの金額が合わない場合にも、録画映像を振り返ることで、当時の操作や金銭授受の状況を確認する手がかりになります。
レジ対面(顧客の顔と接客の様子)
レジの従業員側から顧客の方向を撮影すると、会計時の顧客の様子や接客中のやり取りを記録しやすくなります。
顧客からのクレームやカスタマーハラスメントが発生した際には、顧客と従業員の行動、周囲の状況などを確認するための記録として役立ちます。
レジ周辺全体(カウンター周りや待機列)
レジ周辺を広く撮影する方法は、カウンター付近や会計待ちの列など、複数の人が行き交う場所の状況確認に適しています。
例えば、複数のレジが並ぶ店舗では、レジ全体を見渡せる位置にカメラを設置することで、顧客や従業員の動き、混雑時の様子などをまとめて記録できます。また、レジ周辺でトラブルが発生した場合も、前後の状況を把握しやすくなります。
設置位置を決めるときの注意点
レジ周辺の防犯カメラは、撮影する方向だけでなく、設置する高さや周囲の環境によっても映り方が変わります。設置位置を決める際は、以下の点を確認しましょう。
また、防犯カメラはカウンター上に置くよりも、天井や壁面の高い位置に固定する方法が一般的です。従業員の作業や顧客の動線を妨げにくく、カメラへの接触やいたずらも防ぎやすくなります。
なお、画素数が高いカメラでも、撮影距離が遠すぎたり、広い範囲を映したりすると、紙幣の種類や細かなレジ操作を判別できない場合があります。機器の性能だけでなく、実際の撮影条件に合わせた設置計画が重要です。
防犯カメラの設置工事を行う際には、現地調査でレジの配置や従業員・顧客の動線、照明環境、配線経路などを確認したうえで、撮影目的に応じた設置位置やカメラの種類、必要な台数を検討します。
セルフレジの不正対策

セルフレジは、顧客自身が商品のスキャンや会計を行うため、有人レジとは異なるトラブルが発生することがあります。ここでは、セルフレジで起こりやすいトラブルと、防犯カメラを活用した対策について紹介します。
セルフレジで起こりやすいトラブル
セルフレジでは、商品のバーコードを読み取らずに持ち去る「未スキャン」や、商品の一部を登録しないまま会計を済ませてしまう「スキャン漏れ」などが問題になることがあります。
こうした未精算には、意図的に商品をスキャンしない不正行為だけでなく、バーコードの読み取り失敗や操作ミスなど、顧客に悪意がないケースも含まれます。
店舗側では、意図的な不正と操作ミスをその場で判断することが難しい場合もあるため、防犯カメラによる記録が状況確認の手がかりになります。
セルフレジのカメラ設置で押さえたい点
セルフレジに防犯カメラを設置する場合は、商品のスキャン状況や会計時の操作を確認できることが重要です。
具体的には、商品のバーコードを読み取る手元だけでなく、買い物かごから商品を取り出し、スキャンして袋詰めするまでの動きが確認できるよう、撮影範囲を検討します。
また、利用者の身体やレジ機器によって死角ができないよう、カメラの設置位置や角度を調整することも大切です。複数のセルフレジが並んでいる場合は、全体を撮影するカメラと、各レジの操作状況を確認するカメラを組み合わせる方法もあります。
モニターの併設による抑止
セルフレジの近くにモニターを設置し、防犯カメラで撮影している映像を利用者自身に見せる方法も、不正行為の抑止対策の一つです。
自分の姿や会計時の動作がモニターに映ることで、防犯カメラによって撮影されていることを意識しやすくなり、意図的な未スキャンや万引きなどの抑止効果が期待できます。
この方法は、カメラの映像をモニターに表示する構成でも実現できるため、必ずしもAIカメラなどの特殊な機器を導入する必要はありません。ただし、映像を表示する際は、ほかの利用者のプライバシーにも配慮したモニターの配置が求められます。
用途やご予算に合わせた最適プランをご提案します。
レジに設置する防犯カメラの種類
レジ周辺に設置する防犯カメラには、ドーム型やボックス(バレット)型、PTZ型などがあります。それぞれ形状や特徴が異なるため、主な用途に合わせて選ぶことが大切です。
ドーム型カメラ

ドーム型カメラは、半球形のドームのような形状が特徴で、店舗やオフィスなどの屋内で広く使用されています。
レンズがドーム状のカバーに収められているため、撮影方向がわかりにくく、周囲の景観にもなじみやすいのが特徴です。
レジ周辺に設置する場合も、顧客や従業員に威圧感を与えにくいため、防犯カメラをあまり目立たせたくない店舗に適しています。
ボックス(バレット)型カメラ

ボックス(バレット)型カメラは、筒状の本体が特徴で、一般的に「防犯カメラ」と聞いてイメージされやすい形状です。
ドーム型と比べてカメラの存在や撮影方向がわかりやすいため、防犯対策を行っていることを周囲に示しやすく、不正行為の抑止効果が期待できます。
レジ周辺だけでなく、店舗の出入口や駐車場などにも使用されており、カメラの存在を目立たせたい場所に適しています。
PTZ(パン・チルト・ズーム)型カメラ

PTZ型カメラは、「パン(左右移動)」「チルト(上下移動)」「ズーム(拡大・縮小)」の機能を備えた防犯カメラです。
遠隔操作で撮影方向や倍率を変更できるため、広い店舗内を確認したり、気になる場所を拡大して映したりすることができます。
複数のレジや売り場を見渡したい場合などに活用できますが、撮影方向を動かしている間は別の場所を記録できないことがあります。そのため、レジの手元を常時撮影したい場合には固定カメラと組み合わせるなど、用途に応じた使い分けが適しています。
レジに設置する防犯カメラを選ぶ際のポイント

レジ周辺に設置する防犯カメラは、撮影目的に合った性能や機能を備えていることが重要です。ここでは、カメラを選ぶ際に確認しておきたいポイントを紹介します。
設置台数や設置目的
まずは、防犯カメラを設置する目的と必要な台数を明確にしておきましょう。
例えば、レジでの金銭の受け渡しや操作状況を記録することが目的であれば、手元を確認できるカメラが必要です。一方、顧客とのやり取りやレジ周辺の状況も記録したい場合は、複数のカメラを組み合わせる方法も考えられます。
レジだけを撮影するのであれば1~2台程度で対応できる場合もありますが、店舗の規模やレジの配置、撮影したい範囲によって必要な台数は異なります。
解像度
レジ周辺では、人物の姿だけでなく、金銭の受け渡しやレジ操作などの細かな動きを確認する必要があるため、カメラの解像度も重要なポイントです。
解像度が高いほど細部を記録しやすくなり、従来の低画素カメラと比較すると、人物の表情や手元の動きなども確認しやすくなります。
以下は、50万画素と200万画素の防犯カメラ映像を比較した画像です。
※個人情報保護の観点より、人物の顔部分については一部ぼかし処理を入れております。

このように、画素数の違いによって映像の鮮明さには差が生じます。現在では200万画素(フルHD)や500万画素などの高解像度カメラも普及しています。
なお、紙幣の種類や細かなレジ操作をどこまで判別できるかは、解像度だけでなく撮影距離や画角、照明条件などによっても異なります。
音声録音機能
顧客との会話や接客時のトラブルに備えたい場合は、音声録音機能の有無も確認しておきましょう。
音声を記録できれば、映像だけでは判断しにくい会話の内容や、トラブル発生時のやり取りを確認する手がかりになります。特に、顧客からのクレームやカスタマーハラスメントへの対応にも役立つ機能です。
音声録音には、マイクを内蔵したカメラや外付けマイクを使用する方法があります。カメラ本体だけでなく、録画機側も音声の記録に対応しているか確認することが大切です。
暗所での撮影性能
店舗の閉店後や消灯時にも防犯カメラで撮影したい場合は、暗い場所での撮影性能を確認しましょう。
赤外線暗視機能を搭載したカメラであれば、照明が少ない環境でも白黒映像で撮影できます。また、夜間でもフルカラー撮影に対応したカメラもあります。完全な暗所であっても補助光などを利用してフルカラー撮影することが可能です。
店舗の営業時間や閉店後の照明環境に合わせて、必要な撮影性能を選ぶとよいでしょう。
予算
防犯カメラの導入費用は、カメラの台数や性能、録画機の構成、配線工事の内容などによって異なります。
複数台をまとめて設置する場合は、録画機や配線工事の一部を共通化できることもあるため、必ずしも台数に比例して費用が増えるわけではありません。
予算を検討する際は、機器代金だけでなく設置工事費や録画データの保存に必要な機器、導入後の維持管理費用なども含めて考えましょう。
また、自治体によっては、店舗の防犯設備導入に利用できる補助金・助成金制度が設けられている場合もあります。制度の有無や対象条件は自治体によって異なるため、店舗の所在地を管轄する自治体の窓口などで確認することをおすすめします。
操作性
防犯カメラは設置後も継続して使用するため、日常的な操作のしやすさも重要です。
特に、トラブルが発生した際に録画映像を素早く確認できるよう、日時を指定した映像検索や再生、必要な映像の保存などが簡単に行えるか確認しておきましょう。
店舗の管理者や従業員など、実際に操作する人が無理なく扱える機器を選ぶことが大切です。日本語の操作画面やマニュアル、導入後のサポート体制なども選定時の参考になります。
遠隔での映像確認
複数の店舗を管理している場合や、外出先からレジ周辺の状況を確認したい場合には、遠隔監視機能が便利です。
遠隔監視に対応した防犯カメラや録画機であれば、インターネットを通じてスマートフォンやパソコンから映像を確認できます。店舗に常駐していない管理者でも、必要に応じて現場の状況を把握しやすくなります。
遠隔監視には、Wi-Fiや有線ネットワークを利用する方法があります。導入する際は、機器の対応状況や店舗のネットワーク環境などを確認しましょう。
レジの防犯カメラを運用する際の注意点

レジ周辺に防犯カメラを設置する際は、撮影した映像の取り扱いにも注意が必要です。従業員や顧客のプライバシーに配慮し、適切な運用ルールを設けましょう。
従業員・顧客への事前周知
レジ周辺に防犯カメラを設置する場合は、従業員に対して設置目的や撮影範囲、録音の有無などを事前に説明しておくことが大切です。
金銭トラブルや内部不正の防止だけでなく、カスタマーハラスメントなどから従業員を守る目的もあることを伝えることで、設置への理解を得やすくなります。
また、顧客に対しても、店舗の出入口やレジ周辺に「防犯カメラ作動中」などの案内を掲示し、撮影していることがわかるようにしておくとよいでしょう。
録画データの保存期間
一般的な店舗の防犯カメラ映像について、法律で一律に定められた保存期間はありません。店舗の営業形態やトラブルが発覚するまでの期間などを考慮し、保存期間を設定することが大切です。
また、実際に録画できる期間は、録画機のハードディスク容量やカメラの台数、画質、録画設定などによって異なります。必要な期間の映像を保存できるよう、導入時に録画機の容量や設定を確認しておきましょう。
なお、個人を識別できる録画映像については、利用する必要がなくなった場合、遅滞なく消去するよう努めることが求められています。
映像を確認できる人の範囲
防犯カメラの録画映像には、顧客や従業員の姿が映るため、誰でも自由に閲覧できる状態にすることは避けましょう。
例えば、店長や管理責任者など、業務上必要な人に閲覧権限を限定し、録画機や遠隔監視システムのパスワードを適切に管理することが大切です。
また、録画映像の無断持ち出しや第三者への共有、設置目的とは異なる用途での利用を防ぐため、店舗内で管理ルールを決めておくと安心です。
レジ以外に防犯カメラを設置したほうがよい場所

店舗の防犯対策では、レジ周辺だけでなく、出入口や売り場などにも防犯カメラを設置することで、より広い範囲の状況を記録できます。レジでトラブルが発生した際にも、ほかの場所の映像と照らし合わせることで、前後の状況を確認しやすくなります。
レジ以外で防犯カメラの設置を検討したい場所には、以下が挙げられます。
なお、駐車場の有無や店舗の規模、営業形態によって、優先すべき設置場所は異なります。店舗全体の防犯対策を考える際は、それぞれの場所で何を撮影したいかを整理しておくとよいでしょう。
レジの防犯カメラに関するよくある質問

レジ周辺への防犯カメラ設置について、よくある質問をまとめました。
レジの防犯カメラはどこに設置すればよいですか?
金銭の受け渡しやレジ操作を記録する場合はレジの上部、顧客の顔や接客の様子を確認する場合は従業員側から顧客の方向を撮影する位置が適しています。撮影目的や店舗のレイアウトに合わせて設置場所を選びましょう。
レジ金が合わない場合、防犯カメラで確認できますか?
レジ上部などに防犯カメラを設置し、金銭の受け渡しやレジ操作の様子が記録されていれば、録画映像から原因を確認する手がかりになります。ただし、従業員の身体やレジ機器で手元が隠れたり、映像の解像度が不足していたりすると、十分に確認できない場合もあります。
店舗に防犯カメラを設置する際、許可は必要ですか?
賃貸店舗や商業施設のテナントでは、設置場所や工事内容によって建物のオーナー・管理会社の承諾が必要となる場合があります。また、顧客や従業員のプライバシーに配慮し、撮影していることがわかるように案内することも大切です。
防犯カメラを設置する費用はいくらですか?
設置費用はカメラの台数や性能、録画機の構成、配線工事の内容などによって異なります。一般的な目安として、1~2台の設置で約20万~30万円(工事費込み)ですが、実際の費用は設置環境によって変動します。
映像はどのくらい保存すればよいですか?
一般的な店舗の防犯カメラ映像には、一律に定められた法定保存期間はありません。店舗の営業形態やトラブルが発覚するまでの期間などを考慮し、必要な保存期間を設定しましょう。
音声も録音してよいですか?
防犯目的での音声録音が一律に禁止されているわけではありません。ただし、録音する目的や範囲を明確にし、顧客や従業員のプライバシーに配慮する必要があります。また、録音する場合は、音声記録に対応した機器が必要です。
コンビニなど店外にも設置したほうがいいですか?
出入口や駐車場、建物の周辺なども防犯カメラの設置を検討したい場所です。来店者の出入りや車両トラブル、不審な行動などの確認に役立ちます。店舗の立地や周辺環境に合わせて設置場所を検討するとよいでしょう。
まとめ|レジには防犯カメラの設置がおすすめ

レジ周辺への防犯カメラ設置は、金銭トラブルや内部不正の抑止、顧客とのトラブル発生時の状況確認などに役立ちます。また、カスタマーハラスメントへの対策としても、従業員を守るための手段の一つになります。
防犯カメラの効果を高めるためには、レジの配置や店舗の構造、撮影目的に合わせた設置位置と機器選びが重要です。セルフレジの場合は、商品のスキャン状況や会計操作を確認できる撮影範囲も考慮する必要があります。
なお、レジを含む店舗・飲食店への防犯カメラ設置については、こちらの記事で詳しく解説しています。
フリーウェイズネットワークでは、店舗の環境やご要望に合わせて、防犯カメラの選定から設置工事、導入後のサポートまで一貫して対応しています。レジ周辺への防犯カメラの設置・入替をご検討の際は、どうぞお気軽にご相談ください。
執筆者
代表取締役社長 川口
<資格>
第2種電気工事士
<略歴>
2006年 Scotch College Adeladeを卒業後に帰国し、東証一部上場企業の営業代行会社を立ち上げる。
2010年にフリーウェイズネットワーク株式会社へ中途入社し現在に至る。
<代表メッセージ>
弊社は2009年の創業以来、セキュリティを通じてお客様に安心安全を提供することを使命として歩んでまいりました。