防犯カメラの特徴

防犯カメラは犯罪を抑止する

防犯カメラは犯罪やいたずらを抑止する効果を持ったカメラのことを指します。 形状や性質も様々ですので、今回は一般的に普及されている防犯カメラの特徴や設置場所について書いていきます。

最近ではコンビニや飲食店、書店やドラッグストアといったお店にはほとんど防犯カメラが付いています。万引き倒産という言葉がある通り、万引きは年間4615億(2010年)の被害額に上っております。防犯カメラで抑止し、起こった時の証拠として非常に重要な役割を担っています。

防犯カメラは我々人間の目が届かないところに設置することが大切です。人間の目が届かないところ＝犯人が犯行を行いやすいところです。

個人宅やマンション、人の目の届かない場所や人通りの少ない場所に、視認性をもたらし警戒していることをアピールすることで、抑止力になります。

このように防犯カメラは人の目の代わりになり、周囲に警戒していることをアピールすることで、犯罪やいたずらの防止に役立っています。 監視カメラとは違い、映像が必須ではないためダミーカメラの設置も有効です。

街中や店舗などで主に使われているのは、ボックス型カメラ、ビューレット型カメラ(バレット型)と、ドーム型カメラの3種類です。 まずこの3種類の説明をさせていただきます。

ボックス型カメラ

ハウジングと呼ばれる箱型の筒の中にカメラを入れたもの。ハウジングとカメラが一体ではないので、見た目が大きくなり一目で防犯カメラだとわかります。しかし、ハウジングとカメラ、それぞれ買う必要があるので価格が少々高めです。

ビューレット型カメラ(バレット型)

このビューレット型カメラは上記のボックス型カメラと形状が非常に似ています。しかし、ハウジングとカメラが別々ではないので、価格が低く押さられています。現在はボックス型よりもビューレット型のほうが主流となっております。

ドーム型カメラ

名前の通りドーム状になっており、主に屋内で使われている防犯カメラです。見た目の威圧感がないので、オフィスや店舗など周囲に配慮したつくりになっております。

この3つが主で現在弊社でも数多く販売・取付けを行っております。

それぞれの特徴

ボックス型・ビューレット型は威圧感があり、一目で防犯カメラだとわかるので犯罪の抑止効果は抜群です。

ですが、学校や幼稚園、学習塾などではお子様に威圧感や不安感を与えてしまう可能性がございます。校門や校舎裏など部外者が侵入してくるかもしれない場所には非常に効果がありますが、不安感を与えないためにも、事前にしっかりと話し合いをすることが大切です。

また主に屋外用が多いですので、防塵防水加工されているものが多く、近年では非常に頑丈になっており、耐久性能も高いものが多くなってきております。

ドーム型は見た目に威圧感がなく、どこを映しているのかわかりにくいという特徴があります。主に屋内で使うことが多く、店舗や学校、オフィスなどで扱われることが多いです。

どこに向いているかわかりにくいという特徴を生かして、万引き・いたずら防止には効果が高く、犯人がどこから監視されているのかわからないという抑止効果を生むことができます。ボックス型・ビューレット型と並行して使うことで、しっかりと監視しているという抑止効果と、どこから見られているかわからない抑止効果、二つの効果を生み出すことができます。

またドーム型にも防水防塵機能がついている物もあり、屋内外兼用のもございます。

犯人は一目があまりない夜間に犯行を行うことも多々あります。そこで夜間でも撮影可能なIR照明付き(赤外線)や微光監視型のものがございます。抑止効果として、センサーライトは非常に有効です。

空き巣のほかにも忍込みといわれる、夜間寝静まった時に金品などを盗むというケースもございます。このような場合センサーライトがございますと、犯人は非常に嫌がります。明るくなると住人が起きるケースもございますし、そこに防犯カメラがありますと姿もしっかりと映ります。侵入に5分以上かかるなら諦めるというデータもございます。しっかりと、警戒しているぞ！とアピールすることが、多大な抑止力を生むと考えられます。

まとめ

防犯カメラは抑止力となり、犯行を未然に防ぐ。万が一何かが起こった時に、しっかりと録画する。この二つが大事になってきます。これに併用する形で、ダミーカメラやセンサーライトなどを駆使して、防犯しているということを周囲にアピールすることも非常に大切です。

屋内に使用するのか、屋外に使用するのか。周囲の人への配慮など、様々な要素が防犯するに当たって重要になってきます。

死角となる部分に防犯カメラで視認性を与えることが抑止力となり、犯罪やいたずらなどを未然に防ぐことが期待できます。