防犯カメラは何を基準に選べばいい? ポイントを抑える!
防犯カメラの種類は豊富
防犯カメラと言っても様々な種類の防犯がございます。ドーム型やボックス型、ビューレットカメラ(バレットカメラ)など、種類も豊富でどれを選べばいいのか難しいのではないでしょうか。
個人で防犯カメラをつける方もいらっしゃると思うので、そういう方に向けても選び方のポイントをご紹介いたします。
どのような目的で設置する?
はっきりとした目的を決めることが大切です。
例えば、屋外で夜間を撮影する必要があるのであれば、夜間撮影可能な防犯カメラを設置する必要がございます。
お客様との金銭のやり取りがある場合、高画質のカメラを設置しないと目的を果たせたり、クリニックですと保険証や診察カードの確認といった用途にもつかわれます。
遠隔で映像だけ確認できればいい、となるとHDDの容量はさほどいらず、ネットワークに対応しているカメラを設置する必要もございます。
このように、目的をしっかりと決めた上でカメラ選ばないと購入して設置した際に、思うような効果が得られない場合がございます。
ドーム型?ボックス型?それともビューレットカメラ(バレットカメラ)?
防犯カメラにもたくさん種類があるのですが、代表的な3つをご紹介します。
個人で設置される方は、主にこの3つが多いと思います。
ボックス型カメラ
名前の通り箱型のカメラです。主に屋外で使用されることが多く、その際はハウジングと呼ばれる専用のケースに入っております。
大きなメリットとして、強い威圧感があります。後述するビューレットカメラより、ハウジングに入れる分大きく目立つカメラです。
ドーム型カメラ
半球状のカメラです。オフィスやコンビニ、店舗内などではこの形のカメラが使用されます。
威圧感が少なく、外観を崩しにくい形状をしているため、屋内で使用されることが多いです。防水・耐衝撃の物もあり、屋外でも十分使用することができます。
ですが、屋外に設置する際は、ボックス型やビューレットカメラをお勧めします。
防犯カメラの大きな目的の一つとして、抑止力があげられるので、威圧感の低いドームカメラは屋外にはおすすめ致しません。
ビューレット型カメラ(バレットカメラ)
バレット型カメラや、バレットカメラとも言います。
ボックスカメラと同じよう形状をしておりますが、ハウジングやレンズを使用する必要が無く、設置が非常に楽です。ハウジングに入れない分、すっきりとした形が多く、威圧感とデザイン性を兼ね備えているものとなっております。
現在ボックス型カメラよりも、こちらの方が非常に多く出回っており、個人で設置される方は、ボックス型よりもビューレット型を選ぶ方がよろしいかと思います。
有線?無線?
有線がいいのか無線がいいのか、というお声もあるのですが、有線を推奨しております。どの防犯カメラ業者も、おそらく有線を推奨していると思います。
理由は、無線と言っても電源を確保する必要があるので、結局配線工事をする必要がございます。ソーラーパネル式の自立したものも実際にございますが、動作が安定しないため弊社では基本的にお勧めしておりません。
周りの環境によっては映像がかくかくだったり、途切れたりしてしまいます。
無線を使用する場合は、場所が道路を隔てている場合や、遮蔽物がほとんどなく電源が近くで確保できる場合は、無線を使用することがございます。ですが、例外だということを念頭に置いてください。
AHDカメラ?ネットワークカメラ(IPカメラ)?
選択肢として、現在はAHDカメラかネットワークカメラの二種類だと思います。
AHDカメラ
AHDカメラとはアナログHDカメラの略で、以前から使われているアナログカメラの上位互換だと思ってください
テレビなどで使われる同軸ケーブルを使用しているため、既存のアナログカメラの配線を流用して入れ替えることができます。
AHDカメラの欠点としましては、映像を映し出す同軸ケーブルと、電源を供給する電源線が必要になることです。
ネットワークカメラ(IPカメラ)
ネットワークカメラとは簡単に言うと、コンピューターとカメラが合わさったようなもので、カメラ自体にIPアドレスを持っているのが特徴です。
ネットワークカメラですが、LANケーブル一本で接続できるため工事が個人の方でも、非常に気軽にできます。ですが、ネットワークの知識が必要になります。
もし録画が必要ないとお考えの方でしたら、ネットワークカメラならパソコンに接続することで、映像を確認できるのでそのような選択もありだと思います。
費用に関しましては、AHDカメラの方が安価になることが多いと思います。
画質はネットワークカメラの方がいい場合が多いですが、AHDカメラでも200万画素はあたりまえで最近では500万画素のカメラも出てきています。
まとめ
防犯カメラの選び方は、目的や場所によって変わってくる他、個人で施工を行う場合には通線のことも考えなければなりません。
カメラのことを知っていないと、設置した後に不満が残ったりするので、基本的には業者の方に相談・施工して頂くのがいいかと思います。
ですが、業者に全て任せるといらない性能のカメラを推奨されることもあるので、消費者自身がカメラの性能や用語などを把握しておくことも、非常に大切になってきます。
設置したカメラが思うような働きをしない、ということがないためにも、選び方には注意しないといけません。
監修者
代表取締役社長 川口
<資格>
第2種電気工事士
<略歴>
2006年 Scotch College Adeladeを卒業後に帰国し、東証一部上場企業の営業代行会社を立ち上げる。2010年にフリーウェイズネットワーク株式会社へ中途入社し現在に至る。
<代表メッセージ>
弊社は2009年の創業以来、セキュリティを通じてお客様に安心安全を提供することを使命として歩んでまいりました。
社会を取り巻く現状は急速に変化しており、安全安心の課題も見受けられます。
弊社はこのような変化に迅速に対応すべく最先端の知識を習得し、社会に貢献できる企業として、今後とも邁進してまいります。