防犯カメラの導入効果とは?専門家が教える失敗しない設置のコツ
設立18期目・対応実績5000件以上。
東京都の建設業許可を取得し、有資格者(防犯設備士・電気工事士)による防犯カメラの設置・施工を数多く手がける【フリーウェイズネットワーク株式会社】が、
防犯カメラの導入効果について解説します。
防犯カメラは、空き巣や不審者対策として広く利用されている防犯設備です。
この記事では、防犯カメラに期待できる効果や失敗事例、防犯効果を高めるための設置・運用のポイントについて詳しく解説します。
防犯カメラの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
【許認可・保有資格(東京都)】 建設業許可:東京都知事 許可(般-6)第159254号[電気工事業]/ 防犯設備士:第17-26862号・第20-30464号/ 第1種・第2種電気工事士 在籍/ 石綿作業主任者 在籍/ 保護具着用管理責任者 在籍
-
- 防犯カメラを設置することで期待できる主な効果
- 効果がない・逆効果になる失敗事例
- 設置場所ごとの防犯カメラの活用方法
- 防犯効果を高める設置・運用のポイント
- 専門業者へ依頼するメリットやよくある質問 など
防犯カメラを設置する3つの効果
防犯カメラには、犯罪を未然に防ぐだけでなく、トラブル発生時の状況確認や施設管理の効率化などさまざまな効果があります。
ここでは、防犯カメラを設置することで期待できる代表的な3つの効果について解説します。
1. 犯罪の抑止効果

防犯カメラのもっとも大きな役割のひとつが、犯罪や迷惑行為の抑止です。
侵入窃盗や不法侵入、車上荒らし、いたずらなどを計画している人物にとって、「自分の行動が記録されている」という状況は大きな心理的負担になります。
防犯カメラの存在そのものが、不審者に対する心理的なけん制につながると考えられています。
2. トラブル発生時の記録

万が一トラブルや犯罪が発生した場合、防犯カメラの映像は状況を確認するための重要な記録となります。
不審者の侵入や盗難被害だけでなく、駐車場での接触事故、施設内でのトラブル、店舗でのクレーム対応など、さまざまな場面で映像が役立つことがあります。
当事者同士の認識が異なる場合でも、録画映像を確認することで事実関係を客観的に把握しやすくなります。
また、警察への相談や保険会社への提出資料として活用されるケースもあります。
3. 現場の状況把握

近年の防犯カメラには、スマートフォンやパソコンから映像を確認できる遠隔監視機能を利用できる機種も増えています。
離れた場所からでも店舗や事務所、マンション共用部、駐車場などの状況を確認できるため、管理業務の効率化にもつながります。
また、営業時間外の施設確認や複数拠点の管理、高齢者や家族の見守りなど、防犯以外の目的で活用されることもあります。
防犯カメラは防犯対策のための監視設備としてだけでなく、現場の状況を把握しやすくする管理ツールとしても活用されています。
効果を示すデータと犯人が嫌がる理由

防犯カメラには、犯罪の抑止やトラブル発生時の記録など、さまざまな効果が期待されています。
ここでは、防犯カメラの導入効果について、各種データや防犯対策の考え方をもとに解説します。
警察や自治体の事例から見る防犯カメラの効果
警視庁が公開している街頭防犯カメラシステムの運用実績によると、令和7年中に本部で録画した映像データを941件警察署長等へ提供し、そのうち448件が被疑者の検挙活動や事件解決に活用されています。
また、山形県警察本部の資料では、山形駅前エリアに防犯カメラを設置した結果、刑法犯認知件数が設置前5年間の平均91.6件から、近年5年間平均34.6件へ減少した事例も紹介されています。
防犯の4原則から考える防犯カメラの役割
防犯対策では一般的に「時間」「光」「音」「人の目」の4つが重要な要素とされています。
防犯カメラは特に「人の目」の役割を補う設備として効果が期待されています。
不審者に対して「行動が記録されている」「後から特定される可能性がある」と意識させることで、犯行への心理的なハードルを高める効果が期待できます。
このような心理的なけん制が、防犯カメラが犯罪抑止につながる理由のひとつと考えられています。
効果がない・逆効果になる4つの失敗事例

防犯カメラは設置するだけで十分な効果が得られるとは限りません。
機種選びや設置場所、運用方法を誤ると、本来期待していた防犯効果を発揮できないことがあります。
ここでは、防犯カメラの導入で実際によく見られる失敗事例を紹介します。
事例1:ダミーと見抜かれ標的にされる
費用を抑えるためにダミーカメラを設置するケースがありますが、防犯に詳しい人物には見抜かれてしまうことがあります。
配線がない、レンズ部分が不自然、夜間でも状態表示が変わらないなど、本物との違いからダミーだと判断される場合があります。
設置状況によっては「防犯対策をしているつもりだが実際には監視されていない」と認識され、かえって狙われるリスクもあります。
近年は比較的安価な防犯カメラも増えているため、防犯目的であれば実際に録画できる機器を選ぶことが重要です。
事例2:画質不足や死角で証拠にならない
防犯カメラを設置していても、映像が不鮮明だったり重要な場所が映っていなかったりすると、トラブル発生時に十分な証拠として活用できないことがあります。
例えば出入口を監視しているつもりでも、人物の顔が逆光で確認できなかったり、駐車場の一部が死角になっていたりするケースは少なくありません。
また、設置後に看板や植栽が成長して視界を遮ってしまうこともあります。
実際の設置現場でも、当初は問題なく撮影できていたものの、植栽の成長によって画角の一部が遮られ、定期点検時にカメラの向きを調整したケースがあります。
また、画質が不足している場合は、人物の顔や服装、車両の特徴などが十分に確認できず、映像を拡大しても細部を判別しにくいことがあります。
カメラの画素数だけでなく、設置位置や画角、夜間性能まで考慮した計画が重要です。

50万画素と200万画素の映像比較
事例3:配慮不足によるプライバシー問題
防犯カメラの撮影範囲によっては、近隣住宅の敷地や窓、公共スペースを必要以上に映してしまうことがあります。
その結果、近隣住民とのトラブルや苦情につながるケースもあります。
特に住宅地では、自宅の防犯対策だけでなく周囲への配慮も重要です。
設置前に撮影範囲を十分確認し、必要に応じてマスキング機能などを活用することで不要な映り込みを抑えることができます。
実際に、撮影範囲について近隣住民から相談を受け、画角の調整やマスキング設定によって対応したケースもあります。
事例4:カメラに依存し他の対策を怠る
防犯カメラは有効な防犯設備ですが、それだけで全ての犯罪を防げるわけではありません。
例えば夜間に周囲が暗いままだったり、窓や扉の防犯対策が不十分だったりすると、不審者に侵入の機会を与えてしまう可能性があります。
防犯カメラを設置したことで安心してしまい、その他の防犯対策がおろそかになるケースもあります。
防犯対策は設備同士を補完しながら運用することが重要です。
【設置場所別】防犯カメラの導入効果

防犯カメラは設置する場所によって期待できる効果が異なります。
ここでは、戸建て住宅やマンション、店舗、工場など代表的な設置場所ごとに、防犯カメラがどのような場面で役立つのかを解説します。
戸建て住宅:侵入経路のブロックと見守り
戸建て住宅では、玄関や勝手口、駐車場、庭など侵入経路となりやすい場所へ防犯カメラを設置することで、防犯対策の強化につながります。
不審者に対する抑止効果が期待できるほか、来訪者の確認や置き配の状況確認、離れて暮らす家族の見守りなどにも活用されています。
住宅への設置方法やおすすめの設置場所については、下記の記事でも詳しく解説しています。
マンション:共用部の治安維持とマナー向上
マンションでは、エントランスやエレベーター、共用廊下、駐車場、駐輪場などへの設置が一般的です。
不審者の侵入防止だけでなく、共用部でのいたずらやゴミ出しルール違反などの抑止にも役立ちます。
また、入居者に安心感を与えることから、マンションの防犯対策として導入されるケースが多くあります。
マンション向けの設置事例や費用については、下記ページも参考にしてください。
店舗・オフィス:内部不正とトラブルの抑止
店舗やオフィスでは、出入口やレジ周辺、バックヤードなどへの設置によって、防犯対策と業務管理の両面で効果が期待できます。
万引きや盗難、不審者対策だけでなく、従業員とのトラブルやレジ対応時の確認などにも活用されています。
また、スマートフォンやパソコンから遠隔監視できる環境を整えることで、複数店舗や離れた拠点の管理にも役立ちます。
店舗・オフィスへの設置ポイントについては、下記の記事をご覧ください。
工場・倉庫:広大な敷地の警備と安全管理
工場や倉庫では、敷地が広く死角が発生しやすいため、防犯カメラによる監視が重要になります。
資材や商品の盗難防止に加え、搬入口や車両出入口の管理、安全確認などにも活用されています。
また、夜間や休日など人の出入りが少ない時間帯の状況確認にも役立ちます。
施設の規模や運用方法に合わせてカメラの種類や台数を選定することで、効率的な監視体制を構築できます。
効果を最大限に高める設置・運用のコツ

防犯カメラは設置するだけでなく、設置場所や運用方法を工夫することでより高い効果が期待できます。
ここでは、防犯カメラの効果を最大限に引き出すためのポイントを紹介します。
ポイント1:死角をなくす位置の選定
防犯カメラの効果を高めるためには、監視したい場所を確実に撮影できる位置へ設置することが重要です。
出入口や通路、駐車場など人や車の動線を意識しながら、死角ができないよう配置を検討しましょう。
また、建物の柱や看板、樹木などによって視界が遮られていないかも確認が必要です。
設置後も定期的に映像を確認し、周囲の環境変化によって監視範囲が狭くなっていないかチェックすることをおすすめします。
ポイント2:作動中ステッカーの併用

防犯カメラとあわせて「防犯カメラ作動中」などのステッカーや掲示物を設置すると、防犯対策を行っていることを周囲へ明確に伝えることができます。
不審者に対して監視されていることを意識させやすくなるため、犯罪や迷惑行為の抑止効果向上が期待できます。
特に店舗や駐車場、マンション共用部など、不特定多数の人が利用する場所では有効な対策のひとつです。
ポイント3:夜間カラーや遠隔監視機能の活用
近年は、夜間でもカラー映像で撮影できるフルカラーカメラや、スマートフォン・パソコンから映像を確認できる遠隔監視機能など、防犯カメラの機能も多様化しています。
夜間カラー撮影に対応したカメラは、服装や車両の色などを確認しやすくなるため、トラブル発生時の状況把握に役立ちます。
また、レコーダーの遠隔監視機能を活用することで、外出先からでも施設や店舗の状況を確認できるため、管理の効率化にもつながります。
ポイント4:センサーライト等との組み合わせ

防犯カメラ単体でも一定の効果は期待できますが、センサーライトや警報機などと組み合わせることで、より高い防犯効果が期待できます。
人の動きを検知してライトが点灯すると、不審者を目立たせるだけでなく、カメラ映像の視認性向上にもつながります。
また、侵入者に心理的なプレッシャーを与える効果も期待できるため、防犯カメラと併せて検討したい対策です。
複数の防犯設備を組み合わせることで、より侵入しにくい環境づくりにつながります。
防犯効果を高めるなら専門業者へ

防犯カメラの効果を高めるためには、設置場所や機種選定、配線方法まで含めて計画することが重要です。
ここでは、防犯カメラの設置を専門業者へ依頼する主なメリットを解説します。
理由1:死角のない最適な配置を提案できる
防犯カメラは、設置する位置によって効果が大きく変わります。
専門業者であれば、現地の状況や建物の構造、人や車の動線、監視したい範囲などを確認したうえで、効果的なカメラ配置を提案できます。
また、設置場所ごとのリスクや用途に応じて、必要な撮影範囲やカメラ台数も含めて検討できるため、過不足のない防犯対策につながります。
理由2:設置場所に合った機種を選定できる
防犯カメラには、ドーム型やボックス型、PTZカメラ、夜間撮影に強いカメラなど、さまざまな種類があります。
屋外の駐車場、マンションのエントランス、店舗のレジ周辺、工場や倉庫の出入口など、設置場所によって適した機種は異なります。
専門業者に相談することで、画角や画質、夜間性能、防水性能、録画方法などを踏まえた機種選定がしやすくなります。
目的に合ったカメラを選ぶことで、映像が見づらい、必要な場所が映らないといった失敗を防ぎやすくなります。
理由3:配線や電源工事まで安全に対応できる
防犯カメラの設置では、カメラ本体の取り付けだけでなく、配線や電源の確保も重要です。
屋外配線では、防水処理や配線ルートの確認が不十分だと、故障や映像不良につながることがあります。
また、電源工事が必要になる場合は、電気工事士の資格を持つ業者による対応が必要です。
専門業者へ依頼することで、見た目や安全性、メンテナンス性にも配慮した施工がしやすくなります。
理由4:設置後の調整やサポートも任せられる
防犯カメラは設置して終わりではありません。運用を続ける中で、画角の見直しや録画設定の変更、機器の不具合確認などが必要になる場合があります。
また、周辺環境の変化によって当初の監視範囲が変わることもあります。
フリーウェイズネットワークでは、施工後のサポートも無料で対応しており、運用に関するご相談や画角の見直しなども承っています。
お問い合わせいただければ、丁寧にサポートいたします。
防犯カメラの効果に関するよくある質問

防犯カメラの効果や導入についてよくいただく質問をまとめました。
導入を検討している方は参考にしてください。
Q1. そもそも防犯カメラは設置すべき?
防犯カメラには犯罪や迷惑行為の抑止、トラブル発生時の記録、遠隔監視による状況確認などの効果が期待できます。
設置場所や目的に合わせて適切に運用することが重要です。
Q2. ダミーカメラは防犯効果がある?
一定のけん制効果は期待できますが、防犯に詳しい人物には見抜かれてしまう可能性があります。
防犯対策としては、実際に録画できる防犯カメラの設置がおすすめです。
Q3. 設置によって逆に狙われるリスクは?
適切に設置・運用されている防犯カメラが原因で狙われるケースは一般的ではありません。
ただし、故障やダミーカメラの放置などによって防犯対策が不十分と判断される可能性はあります。
まとめ|防犯カメラは正しく設置してこそ効果を発揮する

防犯カメラには、犯罪や迷惑行為の抑止、トラブル発生時の記録、現場状況の把握などさまざまな効果があります。
一方で、設置場所や機種選定を誤ると、本来期待していた効果を十分に発揮できないこともあります。
死角を減らす配置や適切な画質・夜間性能の確保、防犯ステッカーやセンサーライトとの併用などを意識することで、より高い防犯効果が期待できます。
また、戸建て住宅やマンション、店舗、工場など、設置場所によって求められる監視内容は異なります。
目的や設置環境に合わせたカメラ選びと運用が重要です。
フリーウェイズネットワーク株式会社では、戸建て住宅からマンション、店舗、オフィス、工場まで幅広い防犯カメラ設置工事に対応しています。
設置場所やご予算に合わせたご提案も可能ですので、防犯カメラの導入をご検討中の方はお気軽にご相談ください。
執筆者
代表取締役社長 川口
<資格>
第2種電気工事士
<略歴>
2006年 Scotch College Adeladeを卒業後に帰国し、東証一部上場企業の営業代行会社を立ち上げる。
2010年にフリーウェイズネットワーク株式会社へ中途入社し現在に至る。
<代表メッセージ>
弊社は2009年の創業以来、セキュリティを通じてお客様に安心安全を提供することを使命として歩んでまいりました。