病院に防犯カメラを設置する理由とは?目的やプライバシーへの配慮も解説
設立18期目・対応実績5000件以上。
東京都の建設業許可を取得し、有資格者(防犯設備士・電気工事士)による防犯カメラの設置・施工を数多く手がける【フリーウェイズネットワーク株式会社】が、
病院やクリニックへの防犯カメラ設置について解説します。
病院は多くの人が出入りし、患者・スタッフ・業者・来訪者など、立場の異なる人が交わる場所です。
一方で、病室や診療室といったプライベート空間も多く、設置位置や運用には十分な配慮が求められます。
また、薬品の管理や夜間の安全確保など、防犯カメラが果たす役割は年々重要性を増しています。
この記事では、病院に防犯カメラを設置する目的や注意点、おすすめの設置場所、導入コストの目安をわかりやすく解説します。
導入を検討されている医療機関・クリニックの方はぜひ参考にしてください。
【許認可・保有資格(東京都)】 建設業許可:東京都知事 許可(般-6)第159254号[電気工事業]/ 防犯設備士:第17-26862号・第20-30464号/ 第1種・第2種電気工事士 在籍/ 石綿作業主任者 在籍/ 保護具着用管理責任者 在籍
- 病院・クリニックに防犯カメラを設置する主な目的
- 患者・スタッフのプライバシーに配慮した運用ポイント
- 設置場所ごとの注意点と導入のコツ
- 防犯カメラの種類と選び方、導入コストの目安
- 医療施設での施工事例と導入効果 …など
病院内に防犯カメラを設置する目的

病院で防犯カメラを設置する目的は、大きく分けて3つあります。
トラブルの防止や盗難対策に加え、緊急時の迅速な対応を支援するなど、安全で安心できる医療環境づくりに欠かせない役割を担っています。
患者同士・スタッフ間のトラブル防止
受付や待合室では、患者同士の言い争いや、患者とスタッフ間のトラブルが発生することがあります。
防犯カメラの設置により、そうしたトラブルを抑止し、万が一の際には客観的な証拠として映像を活用できます。
病院はさまざまな患者が訪れる公共性の高い場所です。感情的な衝突や不正行為の発生を未然に防ぐ意味でも、トラブル防止を目的としたカメラ運用は有効です。
薬品や備品の盗難防止
病院やクリニックでは、薬品庫や備品室などに高価な医療機器や薬剤が保管されています。これらが盗難に遭うと、金銭的損失だけでなく、医療安全にも影響を及ぼすおそれがあります。
特に向精神薬や高額機器を扱うエリアでは、管理責任が重く、不正持ち出し時のリスクも大きいため、監視体制の強化が欠かせません。
当社でも、薬品庫での不正防止を目的に、防犯カメラによる入退室の管理を行った施工例があります。
緊急時の迅速な対応
病院では、患者の容態急変や突発的な事故など、いつ発生するかわからない緊急事態への備えが欠かせません。
ナースステーション前や廊下、処置室前などにカメラを設置しておくことで、転倒や異常行動を早期に把握し、迅速な初動対応につなげることができます。
近年ではAI解析機能を搭載したネットワークカメラも登場しており、転倒検知や行動分析によってスタッフの負担軽減にも役立っています。
このように防犯カメラの設置は、犯罪抑止だけでなく、医療安全や患者見守りの一環としても重要な役割を果たしています。
病院内の防犯カメラ設置はプライバシーの侵害になる?

病院やクリニックにおける防犯カメラは、患者や職員の安全確保に効果的です。
ただし、設置場所や撮影範囲を誤ると、プライバシー侵害につながるおそれがあります。
診療室や病室などは個人情報を多く含む空間です。
防犯目的以外での撮影や、個人を特定できる映像の保存・公開は、個人情報保護法や守秘義務の観点から問題となります。
個人情報保護委員会や厚生労働省のガイドラインでも、個人情報の目的外利用や第三者提供には本人の同意が必要とされています。
そのため、防犯目的で設置する際も、患者や職員への事前周知や掲示、録画データの閲覧制限・保存期間の設定など、運用ルールを定めておくことが重要です。
また、設置時はカルテやベッドが映り込まないように角度を調整し、必要に応じてプライバシーマスク機能を活用するなど、現場環境に応じた設計が求められます。
このように、防犯カメラは安全とプライバシーの両立を意識して導入・運用することが大切です。
病院に防犯カメラを設置する際に配慮すべきポイント

病院やクリニックで防犯カメラを設置する際は、安全確保と同時に、患者や職員のプライバシーに十分配慮する必要があります。
ここでは、設置時に押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
患者・来院者のプライバシーに配慮する
患者の診療内容や病状、通院・入院の事実そのものも重要な個人情報にあたります。防犯カメラを設置する際は、利用目的を明確にし、防犯や安全管理以外の用途では使用しないことを院内で徹底することが大切です。
撮影データは管理責任者を定めて適切に保管し、閲覧できる職員を限定するなど、運用面でのルール化が欠かせません。また、職員研修やマニュアル整備を通じて、個人情報の取り扱い意識を共有しておくことも重要です。
病室や処置室などプライベート性の高い場所に設置する場合は、同意書や掲示による事前承諾を得たうえで、撮影データの保管・閲覧管理を徹底しましょう。
スタッフのプライバシーや勤務環境に配慮する
職員の勤務状況を監視する目的でカメラを設置するのは避けるべきです。防犯や安全確保といった本来の目的を逸脱すると、信頼関係を損なうおそれがあります。
また、更衣室や休憩室、スタッフルームなど、私的な時間を過ごす空間への設置は原則禁止とし、業務エリアに設置する場合も、職員説明会などで目的と運用方針を事前に共有しておくことが重要です。透明性のある運用が、安心して働ける職場環境づくりにつながります。
設置目的を事前に周知・掲示する
撮影されていることを明示する掲示やプレートの設置は、プライバシー保護とトラブル防止の両面で有効です。エントランスや受付カウンター前、廊下や出入口付近など、来院者や職員が通る場所に「防犯カメラ作動中」などの案内を掲示し、院内全体で周知しましょう。
特に病室や診療室などデリケートなエリアでは、掲示内容に「防犯目的」「撮影範囲」などを明記しておくと安心です。
運用ルールを明確にする
防犯カメラは設置して終わりではありません。録画データの保存期間、閲覧権限、削除手順、目的外利用の禁止といった運用ルールをあらかじめ定めておく必要があります。
たとえば録画映像の保存期間は、一般的に30〜90日を目安とするケースが多く、重要な記録のみ長期保管するなど、施設内でルールを統一しておくことが大切です。定期的に点検・更新を行い、情報漏えいや不適切な利用を防ぎましょう。
また、録画機やHDDの動作確認を定期的に行い、バックアップや停電時の復旧手順を社内で共有しておくことも重要です。
このように、病院での防犯カメラ設置には、高い倫理性と明確な運用方針が求められます。
専門業者に依頼することで、設置位置のアドバイスから法的リスクの回避まで、トータルで対応可能です。
当社では、医療・介護施設での導入実績をもとに、より実務に沿った設置アドバイスが可能です。
介護施設(老人ホーム)では、入居者の離院や無断外出につながりやすい動線の把握、外部出入口の見える化など、現場ごとの課題に応じた設置位置をご提案しています。
クリニックでは、患者データを保管するサーバー室の監視や、受付での来院者との口頭トラブルに備えた集音マイクの設置場所の最適化など、運用面を踏まえた推奨構成をご案内できます。
保険証の受け渡しトラブルや受付対応の記録が必要なケースでも、プライバシーに配慮しつつ必要範囲のみをカバーするカメラ位置をご提案可能です。
また、待合室全体の死角をなくしたいケースにも対応しており、施設形状に合わせた最適なレイアウトを設計します。
お問い合わせいただければ、丁寧にサポートいたします。
病院に防犯カメラを設置するおすすめの場所

病院やクリニックは、患者・職員・業者など多くの人が出入りする施設です。
安全を確保しつつ、プライバシーにも配慮するためには設置場所の選定が重要です。
ここでは、目的に応じて設置が推奨される場所を紹介します。
出入口・受付窓口
来院者・業者・職員など、さまざまな人の出入りを記録できる最も基本的な設置場所です。
受付では現金やカルテなどの個人情報を扱うため、トラブルや不正行為の防止にも役立ちます。
出入口付近にカメラを設置しておけば、夜間や休日の不審者侵入も抑止可能です。
また、受付上部には目立たない小型ドーム型カメラを採用することで、威圧感を与えずに安全管理を行えます。
待合室
患者同士のトラブル防止や、体調急変時の早期対応に有効です。
混雑時には座席の譲り合いや順番待ちなどで口論が起こるケースもあるため、録画記録がトラブル解決の手がかりになります。
ただし、目立ちすぎるカメラは患者に不快感を与える可能性があります。
照明や天井材に合わせたデザインのコンパクトタイプを選び、自然に設置することが望ましいでしょう。
病室・廊下・ナースステーション
病室への設置はプライバシーへの配慮が必要ですが、転倒や急変のリスクが高いエリアでは、見守り目的で設置されるケースもあります。
設置する場合は入院時の同意取得と掲示による周知が必須です。
一方、廊下やナースステーションは患者と職員の動線が重なる場所であり、患者の安全確保に加えて、スタッフの安全管理や勤務環境の改善にも効果があります。
不審者対応や夜間帯のトラブル記録など、防犯と安全管理の両面で映像が役立ちます。
照明の反射や光量不足で映像が白飛び・暗部欠けを起こしやすいため、カメラ角度は照明方向に対して斜め下向きに調整するのがポイントです。
診療室
診療中の患者と医療スタッフの安全を守る目的で設置されることがあります。
診療内容やカルテ情報が映り込まないよう、カメラの画角調整や撮影範囲の制限を行うことが大切です。
また、研修医や新人スタッフの教育用途として、コミュニケーションの取り方を確認するための撮影が行われるケースもあります。
この場合も、撮影の目的と利用範囲を明確にし、本人同意のもとで運用する必要があります。
手術室
手術映像の録画は、医療事故防止や訴訟対策、技術指導の目的で活用されることがあります。
ただし、撮影を行う際は必ず患者の同意を得て、目的外利用を禁止するルールを徹底しましょう。
近年ではAI解析を用いて手術手技を分析し、教育・改善に活かす取り組みも増えています。
薬品保管室・倉庫
薬品庫や備品室は、向精神薬や麻酔薬などの高額・高リスクな物品を扱うエリアです。出入口や棚上を撮影できる位置にカメラを設置し、入退室の状況を確実に記録できるようにしましょう。
複数台を交差配置して死角を減らすことで、盗難防止と管理責任の明確化に役立ちます。
敷地内・駐車場
病院やクリニックの敷地では、夜間や休日のいたずら・車上荒らしなどのトラブルも発生しやすくなります。
屋外対応のバレット型カメラや赤外線カメラを採用し、出入口や駐車エリア全体をカバーする構成がおすすめです。
また、夜間警備と連動した録画システムを導入すれば、無人時間帯の防犯体制も強化できます。
このように、設置場所ごとに目的や注意点を整理することで、プライバシーに配慮しつつ効果的な防犯対策が可能になります。
病院向け防犯カメラの種類と選び方

病院やクリニックでは、設置環境や目的に応じてカメラの種類を選ぶ必要があります。
ここでは、医療機関でよく使われるカメラタイプと、導入時に確認しておきたい選定ポイントを紹介します。
病院で利用される主なカメラタイプ
防犯カメラにはさまざまな形状と性能がありますが、病院で多く採用されるのは以下の3タイプです。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ドーム型カメラ | 天井や壁面に設置しやすく、目立ちにくい半球状のカメラです。診療室や待合室など、人が多く集まる場所でも空間の雰囲気を損なわずに設置できます。 |
| バレット型カメラ | 屋外用に多く採用される筒状タイプ。駐車場・出入口・薬品庫周辺など、外部からの侵入や盗難防止に適しています。 |
| ネットワークカメラ(IPカメラ) | LANケーブルやWi-Fiを利用して映像を送信するタイプで、離れた場所からも映像を確認できます。管理室や院長室からリアルタイムでモニタリングする構成にも対応可能です。 |
AIや顔認識など高機能カメラの活用
近年では、AI解析機能を搭載した高性能カメラが医療現場にも導入されています。
転倒検知・人の動線分析・不審行動の自動通知などを行えるため、警備員や職員の負担軽減にもつながります。
ただし、顔認識などの機能を利用する際は、個人情報保護の観点から利用目的を明確にし、必要最小限の範囲で運用することが大切です。
AIを活用する場合も、必ず「防犯目的であること」を掲示や書面で周知しておきましょう。
選定時のポイント
病院では、電子カルテ端末や医療機器などのネットワーク機器が多数稼働しており、通信の安定性やセキュリティの観点から有線接続(PoE方式)を採用するケースが一般的です。
PoEカメラはLANケーブル1本で映像と電源を供給できるため、配線を簡素化できる利点もあります。また、設置場所ごとに適した防水・防塵性能(例:IP66以上)を確認しておきましょう。
録画方式は、院内に録画機を設置するレコーダー型と、インターネット上に保存するクラウド型の2種類があります。
運用体制やセキュリティポリシーに合わせて選定することが大切です。
導入コストと維持費の目安

病院やクリニックに防犯カメラを導入する際は、初期費用に加えて、運用や保守にかかるランニングコストも想定しておくことが大切です。
ここでは、導入時の費用目安と、維持費の主な内訳について紹介します。
初期費用の相場
防犯カメラの導入費用は、設置場所やカメラの台数、録画装置の有無によって大きく変動します。
医療機関の場合、屋内外の複数箇所をカバーする必要があるため、一般店舗よりも若干高めの傾向があります。
| 施設規模 | 費用目安(工事費込み) |
|---|---|
| 小規模クリニック(〜4台) | 約20〜50万円 |
| 中規模病院(5〜10台) | 約60〜120万円(録画機・配線込み) |
| 大規模医療施設(10台以上) | 約150万円〜(範囲・台数により変動) |
壁面や天井などの構造、既存配線の有無でも費用が異なります。
屋外カメラでは防水・防塵仕様(IP66以上)や夜間撮影対応機の選定が必要なため、やや高額となるケースが一般的です。
運用・保守にかかるランニングコスト
防犯カメラは24時間稼働する設備のため、電気代やメンテナンス費などの維持費が発生します。
いずれも高額ではありませんが、長期運用を想定して事前に把握しておきましょう。
| 項目 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 電気代 | カメラ1台あたり月約60円、年間約5,000〜7,000円 | カメラ1台+録画機を含む概算 |
| メンテナンス費 | 年5,000〜20,000円前後 | 定期点検・清掃・録画状態確認など |
| HDD交換費 | 約20,000〜40,000円(3〜4年ごと) | 長期運用時の消耗品交換費用 |
| クラウド録画サービス | 月額3,000〜5,000円程度 | 利用時のみ発生(録画データをクラウド保存) |
| 通信費(遠隔監視用) | 月額3,000〜5,000円 | 固定回線を新設する場合 |
このほか、保守契約(部分保守・フルメンテナンスなど)を結ぶ場合は、内容に応じて月額数千円〜が加わります。
定期的な点検により、トラブルの早期発見や機器の長寿命化につながります。
コストを抑えるための工夫
長期的なコストを抑えるためには、導入時の選定や運用方法にも工夫が必要です。以下のポイントを参考にしてください。
また、リース・レンタル契約を利用する場合は、長期的な総額と比較して判断することが大切です。
初期費用を抑えたいならリース、長期運用でコストを抑えたいなら購入がおすすめです。
用途やご予算に合わせた最適プランをご提案します。
病院の防犯カメラ設置に関するよくある質問

病院やクリニックでの防犯カメラ導入に関して、よくいただく質問をまとめました。
病院に防犯カメラを設置する際の患者のプライバシー保護はどうなっていますか?
診療室や病室など、機微な情報が映り得る場所では特に配慮が必要です。
撮影目的と範囲を明確にし、事前周知や必要に応じた同意の取得、画角の調整(カルテやモニターが映らない配置)を行います。
更衣室・休憩室など私的空間への設置は避けます。
病院での防犯カメラ設置に関する法律やガイドラインはありますか?
防犯カメラの設置に関して直接の法律はありませんが、個人情報保護法や厚生労働省のガイドラインを遵守する必要があります。
診療や看護以外の目的で撮影を行う場合は、本人の同意取得を原則とし、目的外利用の禁止、アクセス権限や保存期間などの運用ルールを明確に定めることが求められます。
- 厚生労働省 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000144825.pdf
- 個人情報保護委員会 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/iryoukaigo_guidance/
AIカメラやクラウド保存は医療現場で使えますか?
活用は可能です。転倒検知や混雑状況の把握など、AIカメラを活用することで業務負担の軽減や安全管理の効率化につながります。
一方で、顔認識など個人を識別できる機能を用いる場合は、必要性を十分に検討し、利用目的を限定したうえで、患者や職員への同意・周知を行うことが求められます。
クラウド保存を利用する場合は、通信の暗号化、データ保管場所の確認、アクセス権限や監査ログの管理など、十分なセキュリティ対策が必要です。
厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」や、
総務省後援の「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針」を参考に、要件を満たすサービスを選定しましょう。
病院の防犯カメラ映像の保存期間はどのくらいですか?
一般的な目安は30〜90日です。
容量・運用体制に応じて設定し、重大事故や苦情対応など重要案件は別途保全します(案件クローズまで、内部規程で管理)。
保存期間は就業規則や個人情報管理規程に明記し、目的外で長期保存しない方針が推奨されます。
防犯カメラの施工事例
フリーウェイズネットワークでは、病院・クリニック・老健施設など、医療現場の環境に合わせた防犯カメラの設置工事を行っています。
ここでは、実際に対応した医療施設での施工事例を紹介します。
個人情報保護の観点からカメラの撮影イメージは非掲載です。
埼玉県 坂戸市内の処方箋薬局|受付・薬品庫の安全管理強化
来院者対応中のトラブル防止と、薬品庫の盗難対策を目的に、防犯カメラ設置のご依頼をいただきました。
受付上部と薬品庫の出入口に小型AHDドームカメラを配置し、職員動線を妨げずに撮影できるよう設計しています。
録画機はスタッフルームに設置し、必要時にすぐ映像確認できる構成としました。
医療機器への電波干渉を避けるため、Wi-Fiタイプではなく有線の同軸ケーブルで通線工事を行い、安定した運用環境を確保しています。
機器構成:
・屋内用AHDドームカメラ 2台(受付・薬品庫)
・録画機(4ch対応) 1台
・モニター 21.5型 1台
費用:約22万円(施工費込み)
神奈川県 横浜市内の総合病院|ナースステーション・出入口の安全対策
夜間帯の不審者侵入防止と、医療スタッフの安全確保を目的に設置を実施しました。
1階出入口とナースステーションにAHDドームカメラを計8台設置し、来院者や通行動線を常時録画できる構成としています。
録画データは、院内の録画機での保存に加えてクラウド録画でも二重にバックアップされる仕組みとし、災害時にも映像を保全できる体制を整えました。
映像は管理室と事務局の双方からアクセスでき、運用効率の向上にもつながっています。
機器構成:
・屋内用ドームカメラ 8台(出入口・ナースステーション)
・録画機(8ch対応) 1台
・クラウド録画システム 1式
費用:約69万円(施工費込み)+クラウド録画費用 8,000円/月額
埼玉県 所沢市内の老健施設|出入口・共用廊下の防犯強化
入退館管理と利用者の安全確保を目的に、施設の出入口および共用廊下に防犯カメラを設置しました。
屋外には赤外線対応のバレット型を採用し、夜間でも高精細な映像を記録できるように構成しています。
室内は明るさを重視してドーム型カメラを配置し、利用者の行動確認と事故防止に役立てています。
録画機は事務室に設置し、モニターで常時確認できる環境を整えました。
機器構成:
・屋外用バレットカメラ 3台
・屋内用ドームカメラ 4台
・録画機(8ch対応) 1台
費用:約55万円(施工費込み)
まとめ|病院における防犯カメラ設置のポイント

病院やクリニックにおける防犯カメラの設置は、トラブル防止・盗難対策・緊急時の安全確保など、多くのメリットがあります。
一方で、患者やスタッフのプライバシーに配慮した設計・運用が欠かせません。
撮影目的と範囲を明確にし、事前周知や同意を行うことで、安心して利用できる環境を整えられます。
録画映像の保存期間やアクセス権限なども含めて、運用ルールをしっかり決めておくことが大切です。
【フリーウェイズネットワーク株式会社】では、厚生労働省の「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」に準拠し、現地調査から設計・施工・運用まで、医療機関の環境や運用体制に合わせた最適なシステム構成をご提案しています。
建設業許可(電気工事業)を取得し、防犯設備士・電気工事士による一括施工で、配線経路・防水処理・照度環境まで考慮した安全・確実な導入をサポートいたします。
執筆者
代表取締役社長 川口
<資格>
第2種電気工事士
<略歴>
2006年 Scotch College Adeladeを卒業後に帰国し、東証一部上場企業の営業代行会社を立ち上げる。
2010年にフリーウェイズネットワーク株式会社へ中途入社し現在に至る。
<代表メッセージ>
弊社は2009年の創業以来、セキュリティを通じてお客様に安心安全を提供することを使命として歩んでまいりました。